共同研究事業

弊社が持つ化合物ライブラリーを用いた一連の創薬技術では、 活性化合物の取得から医薬品候補化合物への最適化までを共同開発として進めさせていただくことができます。

弊社が持つ技術の提供により、従来の低分子化合物創薬が持つ課題解決に効果的なアプローチをすることができます。

ACLSを用いた低分子医薬品開発の流れは、依頼主様がお持ちの情報によって次の2パターンにて進めることができます。

医薬品シーズに対する活性評価系が構築されている場合

ACLSを用いたスクリーニングを行い、得られた活性化合物について最適化に取り組みます。 並行して、標的タンパク質を明らかにするために活性化合物を釣り針とした化合物(PROTACやビオチン化合物)を提供できます。

ペプチド(あるいはタンパク質)と標的タンパク質の結合状態の三次元構造が解明されている場合

ACLSから標的タンパク質と結合する可能性のある化合物をインシリコ解析により選抜します。 この選抜された化合物を用いて実際に活性測定を実施し、得られた活性化合物を最適化段階へ進めていきます。

ライセンスアウト事業

弊社では、製薬企業様と進めていく医薬品研究だけでなく、アカデミアにおける難治性疾患研究も並行して進めていきます。 これらの研究において、特定の難治性疾患に有効性を示した化合物の権利を、製薬会社様へライセンスアウトすることにより、 難治性疾患に対する治療薬を市場流通させ、難治性疾患の患者を治療していくことも、弊社の重要な使命であると考えています。